高齢者の自動車事情にとっての最適解は?
あくまで私自身の見解なので参考程度まで。
ニュースなんかで アクセル・ブレーキ間違いとよく聞くが
本当のところ全てがそうなのかなと。疑問
そう報道すれば読者の食いつきもいいからだろうか。
思うにギアの入れ間違えも案外多いのでは?
これはトヨタシエンタハイブリッドのシフトなのですが
最近の自動車はこのスティックレバータイプが主流です。
プリウスなんて昔からこんな感じですね。
今どのレンジに入っているのかは メータ内のインジケーターで
確認するのです。
そのメーター内もデジタルばかりなうえ情報量も多い
衰えた脳の処理では時間がかかる
しかも小さなレバーは常に同じ位置なのでパッ見わからない
通常使用では近未来的でいいのですが、
問題は 「突発性のある出来事」 に対処し難いと感じます。
いきなり後方から意味もなくクラクションを鳴らされたり
自転車・歩行者の予測不能な飛び出しなど色々
そういった時に 「自車の置かれている状態」
が瞬時に分からないと対策をとれない。
事故は0.1秒の判断ミスがを招くのは明白
パーキングレンジ(P)なんかはボタンですね。
思考や理解が追い付かなければ
Pレンジに入ってる錯覚を起こす可能性もある
入れたつもりがDレンジのまま降車してしまうなんてことも。
私自身 高齢者に関する とある研修を受けたことがあるが
そこで学んだ事の一つに
過去の出来事はよく覚えているが新しい出来事は
記憶に残りにくい だ。
これは旧アクアのフロアゲート式シフトです。
長年慣れ親しんできたこのタイプ
体が覚えているし 瞬時に前進か後退か判断できる。
いうなれば 折り畳み式携帯電話かな。
最新のスティック式は瞬時に状況判断できるのは難しい
慣れたらいいではないか と言われるが
新しい出来事は覚えきれないし慣れる頃には寿命だろう。
加齢による判断能力の処理速度は確実に衰える
こういった判断能力は確実に着々と衰えていくのを学んだ
おそらく70代だからとか80代だからとかいう数字の問題ではないのでは。
よくこういった話になると
高齢者は 「マニュアル車に乗れ」 という意見がある。
以前の私もそういった思考だったが その研修後は
それは極論だと感じる。
何故かというと 足首の使用だけでよい
アクセル・ブレーキは問題なく踏めるが
クラッチを踏むのに脚(膝)が上がりくいのである。
股関節・膝の可動域が狭くなるのだからそもそもクラッチが踏めない
膝の動きが悪いなら車乗るなは もう「暴論」だろう。
身体の不自由な人用の特装車もあるしね。
もちろんマニュアル車に乗れるならそれに越したことは無い。
身体の残存機能の活用なのでいい事である。
なので 踏み間違い等の当面の対策は足腰を鍛えるというより
歩いたり自転車乗ったりして常に動かす事を意識したほうが
いいかもしれない。
旧車だって放置していれば朽ち果てるスピードは早い
常に乗っていれば案外問題なく使用できるものであったりする。
しつこいようだが 高齢者の自動車事情であくまで私の見解での結論
・散歩したりして身体を動かす
・慣れ親しんだ 今乗ってる自動車を大事に乗り続ける
今時の操作の覚えきれない新しい自動車は買わないって事だ。
・どうしても買いたければフロアゲート式シフトのを買おう
新車なら純ガソリン&針メーターのカローラアクシオEX買っときな。だ。
ハイブリッドではダメな理由は
そもそも低速域はモーター駆動
モーターは静かで、なおかつ瞬時に加速する。
純ガソリン車なら速度とエンジン音は比例するので
急加速なら危険な状態と瞬時に判断できて
ブレーキが踏める「かも」しれない。
モーターは急加速の音がほぼしないので(聞こえにくい)
危険な状態が一瞬わからないかもしれない。
この一瞬の不理解が事故を招くと感じる。
若いうちからハイブリッドのモーター駆動に慣れていれば問題ないが
高齢者が「今から」モーター駆動に乗ろうとするのは
やめておいたほうがいいと思う。
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